DV・ストーカーDV / STALKER
保護命令
「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」をドメスティックバイオレンス(DV)といいます。
ここでの暴力には,身体的暴力ばかりでなく、精神的な暴力、暴言、性的な暴力、経済的虐待等も広く含まれます。
DVは深刻な被害に進展するおそれがあるため、被害者の方には別居や離婚を勧めていますが、別居をしようとすれば、相手方の暴力的言動が激しくなり、より危険が高まることさえあります。
そのような場合に利用できる制度として、「保護命令」という制度があります。
これは、「身体に対する暴力」または「生命等に対する脅迫」を受けた方につき、「身体的暴力」により生命または身体に重大な危害を受けるおそれが大きい場合に、裁判所に依頼者様やお子様、ご家族の方への接近禁止命令等(近寄ったり、電話、ラインなどを送ったりすることを禁止する命令)を出してもらえる制度です。
そして、この命令は、違反すると犯罪行為にもなるという強力な力を持ちます。
申立に際しては、警察や配偶者暴力支援センターがお手伝いをしてくれることがありますが、弁護士に依頼することでよりスムーズに保護命令を発令してもらえる可能性が高まります。
是非当事務所をご利用ください。