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産業カウンセラーの実技試験について
2022/05/04
高松地方裁判所の前の桜が満開になったと思えば,もうGWも後半に差し掛かりました。
さて,昨年の秋から受講していた産業カウンセラー(香川教室)も全ての講義が終了しました。講義の中では何度も対面での面接がありました。
ロールプレイ方式であったり,ライブ実習をしたりと,その時々でクライエントとどう向き合っているのか,傾聴の基本姿勢が身についているのかを何度も講師の先生が見るようになります。
今回その実技試験をクリアし,基準を満たしたと判断されました。次はようやく学科となります。
私は面接の度に毎回自分の未熟さを痛感していました。
クライエントに感情移入しすぎる,要約しようにも支離滅裂になる,など。
しかし,回数を得るごとに,自分の聴き方の癖を知るようになりました。自分の聴き方の癖を知り,意識的に直す,それを繰り返すことで,基本姿勢を自分に落とし込みました。1回聴いただけでは,聴き落としている言葉が沢山あります。クライエントが大切に思うこと,価値観を私は聞き逃さないよう,向き合う必要がありました。
また安全に話せる人間でなければ,クライエントは話してくれません。
うわべの話が続きます。安心安全に話せるよう,私自身も正確な知識を身につけ,身の振る舞いを正し,話したいと思えるよう自分の雰囲気にも気を付ける必要がありました。
カウンセリングと普通の会話は全く違います。
スイッチを入れ,目の前のクライエントの言葉(を含む全て)に耳を傾けることの難しさと,一緒に歩いて行けることの喜びをこの産業カウンセラー講義(香川教室)で学びました。まだまだ学科試験が控えています。
正しい知識は,いつか自分も,自分の大切な人も救います。気を抜かず,邁進してまいります。香川・高松オフィス 事務局